当神社は井八神社・井戸ノ森八幡宮と称されることもあり、国土守護神又殖産興業の神として御神徳を示す。
神功皇后・仲哀天皇・応神天皇のほか、神功皇后にしたがって朝鮮にわたった神々四十五座を加えた計四十八座を祭神とし、その神像四十八躯を蔵す。
境内の清水は神功皇后渡韓の途次、一夜にして湧出したので霊泉と名づけられ、国名の源となる。
のち王子神社・八幡神社・菅原神社・式内社和泉神社が合祀されていまにいたっているが、特に和泉国衙内の神社であるところから和泉の総社(大鳥・穴師・聖・積川・日根の五社合祀)が勧請されて国司以下宮人の崇敬をあつめていた。
総社本殿は慶長十年(西暦1605)豊臣秀頼が建立したもので重要文化財に指定されている。